各市町村の無料診断から工事完成までを詳しくご紹介します。
耐震改修システム
補強工事の流れ
補強の方法として、室内からの壁補強が基本です。
診断の結果に応じて、必要な部屋の壁を補強していきます。壁を解体し、壁に (株)ダイケン工業の「かべ大将」で施工し、既存住宅の耐震性を耐震基準レベル(評点1.0)以上にします。
現地調査~改修工事の流れ
- 現地調査(一般診断法)
- ・市町村での耐震改修無料診断を実施。
・基本診断は所要時間、約1時間。 - 耐震診断
- ・市町村指定の一級建築士監修のもと、調査結果に基づき、計算します。
(調査日程調整に1~2週間程度。調査後、市町村役場担当者からの連絡が1~2週間程度)
・当社による診断。調査日程調整、1~3日。調査後当社担当から連絡が1~10日程度。 - 結果報告
- ・市町村指定の一級建築士が結果をご説明。資料をもとに、お客様に説明いたします。
(改修工事をご希望の場合)
・当社担当から連絡・結果をご説明。資料をもとに、お客様に説明いたします。
(改修工事をご希望しない場合も含みます。) - 耐震改修計画をもとに・御見積もり提示
- ・改修計画書や建築士のチェック項目をもとに、概算見積りを提示します。
- 改修計画書のチェック、住宅詳細下見
- ・改修計画書のチェックとご要望などをお聞きしていきます。
- 改修工事
- ・契約に至った場合は、工事見積りを行った後、工事に入ります。
耐震改修の現地調査の概要
一般診断法とは、家屋(基礎・床・柱・壁・屋根等)の目視および図面による調査により、大地震によって家屋が倒壊する可能性がどの程度か(地震の力に対して、家の力がどれだけあるか)を判定するものです。
判定結果は、上部構造評点として数値で表されます。
なお、その内容は、『木造住宅の診断と補強方法―木造住宅の診断と補強方法(改訂版)』(監修 国土交通省住宅局建築指導課、発行 財団法人日本建築防災協会)に示されています。
- 耐震改修調査項目
- (1) 外周り(建物の構造や外装材の劣化状態・ヒビの有無やヒビの幅の確認他)。
(2) 室内(壁の種類や量、配置・柱の倒れ・床の傾きの確認他)。
(3) 床下・天井裏(土台や基礎、部材の劣化状態・筋交いの有無やサイズ、シロアリ被害の確認他)。
耐震診断
耐震診断では、調査結果をもとに、一級建築士監修のもと、耐震性の評点を算出し、倒壊の可能性を判定します。また、後日、ご要望に応じて基準を満たす(評点1.0以上にする)ための改修プランを作成します。
評 点 | 判 定 |
---|---|
1.5以上 (大地震=震度6強から7程度) | 倒壊しない |
1.0以上1.5未満 (同上) | 一応倒壊しない |
0.7以上1.0未満 (同上) | 倒壊する可能性がある |
0.7未満 (同上) | 倒壊する可能性が高い |
耐震診断結果報告
診断の結果は、報告書にしてご説明します。 (お客様にお渡しする報告書)