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山梨県 耐震改修工事(建物)
建物
建築時は昭和47年。御家族が増えるとともに、平屋建ての建物2階を増築したそうです。耐震診断の結果、倒壊の恐れがあるという診断結果が出てました。2階はすでにご使用していないということで、2階を減築することとなりました。2階を減築するのは耐震性もございますが、お隣の建物に近いこともございました。2階建てのまま耐震補強も可能ですが、もともと平屋だった建物を2階建てにしたわけですから、もともとの形に戻し、その上で今の建築基準法に基づき、補強を施していくことが重要と考えました。
キッチン
キッチンはパナソニック製で、IHクッキングヒーターは3口タイプで、お子様と一緒にお料理を楽しむこともできます。また壁はタイルで仕上げました。今ではキッチンパネルが多いですが、素っ気ない感じがあるので、油汚れに強いタイルとタイルメジにしました。シンクは色が選べて、グリーン色にしました。
リビング
和室から洋室にしました。家事をしている最中でも小さいお子様を見られるようにとキッチンは対面式にしました。 リビングとキッチンは広い空間をつくったわけですが、柱が1本あることで小さいお子様が木に触れられる機会と、建物が柱によって守られている感覚を得られます。 床や建具も無垢の木で造られ、木の香りに包まれる空間となりました。
山梨県 耐震補強工事(筋交)
築30年以上の建物に多く見られるのが、金物が少なく釘で木材を固定をした建物です。筋交の固定も釘2本くらいで固定されているため、地震で建物が動いた時には、筋交が外れる恐れがあり本来の役目ができるかわかりません。また筋交があっても材料が細かったため、ワンランク上のサイズの筋交の木材を使用しました。 金物が無いところは、倍率2倍程度の金物で固定していきます。
山梨県 耐震補強工事(仕口ダンパー)
木造軸組構法建物の柱・梁の仕口部に仕口ダンパーを取り付け、仕口部の補強(剛性付与)および建物全体の耐震性(減衰性能付与)を向上させます。 軽量、コンパクトで、木ネジで簡単に取り付けられます。また窓があるようなところは、筋交で補強ができませんので、天井裏で仕口ダンパー(金物)で補強をしていきます。通常は天井裏に入り施工しますので、大がかりな解体工事が不要で、壁や天井を壊すことなく施工ができます。
キッチン
リビング
玄関
寝室
和室
山梨県 耐震補強工事(基礎)
基礎の修復も大事な工事です。こちらの現場は、基礎に鉄筋が入っていない基礎でしたので補強しなければなりません。屋内の改修の前に、内側よりコンクリートを打ち増しし強度を上げます。この工事は改修中にしかできない工事ですので、しっかり補強していきます。
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